春はいつまで寝てるのか

旅についての記憶を。

2019-02-10から1日間の記事一覧

フィレンツェの窓

いつも一人だった。 それは仕方なく一人なのではなくて、間違いなく自らの手で掴み取った一人なのだ。 日本人はいつも一人に対して恐れ慄いているから不便だ。 いつだって、自分の気持ちは一人で噛みしめるしかないというのに。 「あれ3限のテストの教室って…